パッチギ!もう一回観たい
井筒和幸監督の映画パッチギ!を観て来た。あまりにいろんな友達が「いいよ~」と熱く語ってるので、ひねくれ者の俺は期待度63%ぐらいで行ったんですが……。
1968年の京都を舞台にした、朝鮮高校生と日本人高校生の青春活劇。そう、あれはまさしく活劇! 学生時代から京都にいる俺には、あまりにも身近で思い入れ深い場所の数々—-しょっちゅう行った中古楽器屋“Y楽器”とか鴨川河原とか八千代館(まだ生き残ってるポルノ映画館)とか西部講堂etc.—-が、これでもかこれでもか!と出てくる。
そういうローカルな興奮を差し引いてもなお、最高に楽しめる映画です。重いけどひたすら爽快! 役者という仕事に、映画という媒体に、嫉妬さえ覚えるほど気持ちいい。
朝校を中退して看護婦になるスケバン役の真木よう子、めちゃくちゃよかったなぁ~。
ふだんは、ミニシアター系の映画館に行くことが多く、今回はじめてMOVIXに入った。各回完全入替え制・完全座席指定・マクドナルドみたいなチケット売り場etc.は、やはり肌に合わず居心地わるい。が、もう一回スクリーンで観たい!という衝動を抑えられません。
明日も行けるし、もう一回観るかなぁ。まだの方はぜひ! 京都では8日まで。
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