一ヶ月ためまくりレポート前半・大阪城~奈良~高円寺
ひゃぁ~。一ヶ月も何も書いてないや…。いろんな事があり過ぎて記録してる余裕がなかったのです。かいつまんで思い出すままに列挙すると…..。
☆2/15 ベオグラードのアコーディオン弾きとの共演決定
奇跡を呼ぶ飲み屋吟遊詩人のJAN君から電撃的電話あり。「4月にセルビアのアコーディオン弾きが来るんですけど、今飲んでるお客さんが共演相手探してるんですわ。偽ジプシーどうですか」というわけで4月に何本かミシュコ・プラヴィという人(※フォトグラファーUGAさんのサイトより)と共演決定。dobro(素晴らしい)!
☆2/22昼 野宿者追い出しに抗する“フェンス・デコレーション祭”@大阪城公園
サウンドデモで知り合った友達に呼ばれて、独り偽ジプシー&独りジェロニモレーベルをやって来た。バンジョー弾き語り男あうんさん・すうじぃや吉田一平も来てたよ。すうじぃらしい簡潔なレポートから、以下転載!
「昨日は昼間に吉田一平ちゃんに誘われて、大阪城公園の野宿者支援集会でうたってきました。緑化フェアの工事のため大阪城公園のテント住人が追い出されるらしいのです。
野外音楽堂の上トイレの横のフェンスで囲まれたとこで、工事してるんですがその隣でやってましたよ。僕のうたってる横で行政は樹木を引き抜いてどっかへ運んでました。謎な緑化です。
このフェンスの中には今も2箇所3軒のテントがあり人が住んでるわけです。住居も職も与えないけど出て行けとは死ねって言ってるのと一緒ですね。そんな大阪市に僕らは住んでるわけです。固いこと抜きに歌って呑んで楽しかったよ。」(以上、あうんさん・すうじぃのBBSから)
反戦ミュージックでやろうとしてる事にも通じるんだが、酷い状況に立ち向かう事が同時に祭になるというか、祭で状況に立ち向かうというか…。少なくとも、俺自身が確信持って動ける事はそんなところだ。振舞われる焼酎でけっこう酔っ払いながら、そんな事を考えた。
☆2/22夜“地方都市は熱いぜ”其の一・大阪堺編
大阪城公園でもうすでにほろ酔いであったが、ベオグラードのアコーディオン奏者と引き合わせてくれた心平氏と4月の打ち合わせのため、堺市の「犬吉」という素敵な飲み屋に移動。そしたら、なんかお客さんが、今か今かと待ち構えてるんですよ。打ち合わせも早々に、いきなりソロライブ(独り偽ジプシー)をやる流れに。堺は熱いぞ。
☆2/27 “地方都市は熱いぜ”其の二・ジェロニモレーベル@奈良ネバーランド
奈良のロックの殿堂(?)ネバーランドで初めてライブしてきた。このブログでもたびたび登場する弾き語り怪人・井上卓や、ピアノ弾き語りの確信犯・面黒楼卍(仮)こと江口可奈子ちゃんとひさびさの共演も楽しかったし、東京のツアーバンド・ニライカナイも刺激的だった。奈良ネバーランド、愛のあるハコだ。また来たい!
☆3/4 東京ツアー開始
偽ジプシーとジェロニモレーベルで、東京3ヶ所のツアーを組んだ。が、今回はライブするだけじゃなくて、いろんな人に会うのも目的だった。LATINAというワールドミュージックの雑誌で東欧バルカンのロマ(ジプシー)の記事を連載しておられた関口義人さんも、その一人。
彼とは偽ジプシーを始めた頃からたまに連絡を取っていたのだが、今回初めてお会いすることができた。素敵なオーラを発している人で、しかも、初対面とは思えぬほど話が弾んだ。ベオグラードの旅の話やら、CD流通の難しさやら、偽ジプシーへの率直な感想やら…。その後、関口さん自身もパネラーとして出演する、ロマ文化のシンポジウム&コンサートに行った。ルーマニアの舞踏団に、すっかり魂ぬかれた~。跳びまくる男性ダンスに、中国拳法に通ずるモノを感じた。
☆3/6 偽ジプシー@高円寺
昼にデビッチ(偽ジプシーのアコーディオン奏者)と新宿で合流し、一時間ほどスタジオに入ってリハーサルして高円寺へ。一昨年の一人旅の時にサラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)で出会った、サラエボ・フットボール・プロジェクトの友達やら、関口さんやら、関西でたまたま偽ジプシーを目撃した人やら実にいろんな人が見に来てくれて、小さなバーがぎゅうぎゅう詰め。偽チョチェックの東京初上陸は大盛況だった!
炎の「後半」につづく
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