バルセロナの簡単報告と「変なのがいっぱい」
スペインでライブしてきました。バルセロナのProsperitat(プロスペリタット)という地区で年に一回、一週間ぶっ通しでやる祭りがあるんですが、そこで2回、ジェロニモレーベルで演奏してきました。
詳しい報告は、写真や音(できれば動画も)を含め、そのうちホームページにアップしたいと思ってます。かなり受けました。
曲によっては、スペイン語日本語チャンポンで歌うのですが、日本語に変わる瞬間にどよめきが起こったり、予測できぬリアクションも楽しかったです。堀ちゃんのビシッとしたドラムと弾けたコーラスも、大人気でした!
サメ(Tiburon)が受けるのは去年のメキシコで体験済みでしたが、新曲「ゲバラの夢、サパタの夢」、それに意外なところでは「村に戻る気はねぇんだ」などのゆったりした曲も大好評でした。歌詞覚えて歌っとる兄ちゃん姉ちゃんもおったからなあ~。
5/31と6/1の二日連続ライブでしたが、セットリストは以下のごとし(二日ともほぼ同じ)
1.利害 / Dan~o y provecho
2.うつつ
3.カモ / La facil presa
4.村に戻る気はねぇんだ / Al pueblo ya no tengo ganas de volver
5.おまえの言いなり / El mundo esta bajo la mano
6.昨日と同じ今日が来て、今日と同じ明日が来ると思ってたら大間違い
7.除去 JOKYO 除去 ~ 仕事と称して男も女も / Desalojamiento!
8.罰当たり幸福男 / Un hombre feliz y castigado por el cielo
9.ゲバラの夢、サパタの夢 / Suen~o de Guevara, Suen~o de Zapata
10.サメ / Tiburon
11.Ne spavaj mala moja…(旧ユーゴのラケンロールのカヴァー)
12.陳腐 / Lo banal
俺はライブの前後も合わせて2週間ほど滞在し、祭り自体も楽しんだのですが、ほんまスペイン人は、人生楽しみまくってます。とくにProsperitatのあたりは、国内外からの出稼ぎ労働者がたくさん住み着いてる歴史があるらしく、住民の5人に一人が楽器を弾けて、10人に一人が自分のバンドを持ってるという、バルセロナの中でも特に祭り好きな地域らしい。
路上で楽しむのは当然なんやと、警察や行政に対しても当たり前のように強気で、街なかの公園で、真夜中11時から5時まで大音響でライブしてました! 俺が感激のあまり、Todos estamos LOCOS!(アホばっかりや!)と言うたところ「あほバッカリヤ」いう日本語がにわかに流行したほどです。ということで、詳しい報告は後ほど!
そしてお知らせです。6/20に、大阪は千日前のクラブウォーターでイヴェントをやります。2月にやって好評だった「変なのがいっぱい」の第二回目! 今回の出演はメインステージに久ぼたなお子(妖艶恨み節)/ハチワレ天満宮(ジェロニモレーベルの堀ちゃんのメインバンド。日本昔話系超低速パンク)/袋坂ヤスオ(美し~い国を踊りたおす変体舞踊)/ジェロニモレーベル。
そしてその合間にはフロアーにて、ファルソス・ヒターノス(偽ジプシー)とコンフントJが、チョチェックやテックスメックスの生演奏を完全ナマ音で提供いたします。どの瞬間を切り取っても、ナイス音楽あるいはヤバイ舞踊が楽しめるという、強力イヴェント。お見逃しなく! そして実は、長年お世話になりまくったクラブウォーターが、十三に移転するため、これが千日前での最後のライブになるのです。ぜひ、かけつけてください! 詳しいライブ情報はホームページをどうぞ。オール手描きのフライヤーはこちら。
2007-06-12 バルセロナの簡単報告と「変なのがいっぱい」 | カテゴリー:旅, 語学, 音楽 | コメント (0)
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