変なのがいっぱい(宣伝)/暴走大阪市

東京ツアー、大いに満喫して帰りました。特にジェロニモレーベル最終日の2/18ロックファクトリーは、かなり嬉しい盛り上がりだった。ライブレポを自分で書くのは省略しますが、世話になった人、出会った人、これからもよろしく! できれば、次は5月ごろ行きたい。

さて、28日には、クラブウォーターに変なバンドばかり集めてイヴェントやります。

■2/28(水) 大阪 クラブウォーター 「変なのがいっぱい vol.1」
出演
★コマイナーズ ~ほとばしる哀愁、カラ回る詩情! 狛犬研究家・荒野マキと浜村不純の歌謡デュオ
★ガスパジーン・ガガーリン ~夢見がちな正統派ロックバンド・フロム関西
★コンフントJ ~寝ても覚めてもテックスメックス! な、おっさん4人組。サボテンが似合うぜ
★ジェロニモレーベル ~ヒデヨヴィッチ上杉+誰かドラムを叩く人=おもろい日本語歌詞の世界最小ロックバンド。

open 18:00 start 19:00
前売り1500円 当日1800円 (drink別) ※前売り予約は各バンドあるいはウォーターまで
Club Water 大阪市中央区千日前1-7-23半田会館3F tel:06-6213-9357

※愉快なフライヤーはこちら

 そして…あいかわらずというか、いっそう悪質に暴走する大阪市について。やはり書かないわけにはいかない。やる事が、あまりにメチャクチャだ。

 長居公園の野宿者テント村を壊した大阪市が今度は、釜ヶ崎(大阪市西成区)の日雇い労働者3000人の住民票を削除するという、信じられん行動に出ようとしている。何とか生きている人達をホームレス状態に追いやり、そして公園にはテントを張ることも許さないというのだから「死ね、街から消えろ」と言ってるだけに等しい。大阪市の、血も涙もないやり方にはあきれてモノも言えないが、実際、人の命にかかわる問題なのだ。
 ホームレスも釜ヶ崎も関係ないや、という無関心の空気につけ込んで、およそ「人を助ける」どころか「人を“死”に近づける」事ばかりやらかす大阪市っていったい何者なんじゃ?! こんな事に黙ってロックンロールしてたらあかんやろ、と俺は思います。

 2/5に長居公園から追い出されたN君が、釜ヶ崎の住民票削除の問題について呼びかけているので転載します。俺自身、どこかで参加できるかどうかも心許ないのですが…
(以下、転載)

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 釜ヶ崎の住民登録の問題は、「住所の定まらない人は住民登録しない」「住民票の住所と実際の住所と異なるものは削除する」と言っているわけだから、日雇い労働者や野宿労働者だけでなく、住所が不安定なフリーターや派遣労働者やら、親元に住所を置いたままの学生などにもかけられた圧力です。もちろん住所不定の私も対象です。いまこれを許してしまえば、ぼくらの住民票もいつでも抹消され、あらゆる市民的権利から排除されてしまいかねないのです。(釜ヶ崎の労働者だけ削除すると言うなら、大阪市内だけでも16万世帯が一致不明というなかで、明らかな差別です。)

 長居公園の強制排除をめぐっては、ほんとにたくさんの若い仲間が現場に駆けつけ、ぼくらといっしょに抗議行動に立ち上がりました。釜日労の伊東さんが「若い労働者のみなさんへ」とした手紙で言うように、それは「必然」であったと思うし、「野宿労働者という一つの味方を得ることで、支配者どもの「フリーター」策をもってする抑圧に負けまいとする、若い労働者たち独自の姿」としてあったのだと本当に思います。
 いま、長居の闘いを引き継ぐものとして、大阪市・関市長の貧乏人敵視政策に対して、もう一度、若い労働者と野宿・寄せ場労働者の連帯・共同闘争を展開するときです。釜の労働者を孤立させてはいけない!

 来週のスケジュールをお伝えします。

 なにしろ一週間、市役所に詰めています。応援、差し入れ、企画持ち込み、連帯メッセージ、冷やかし歓迎。寄ってください。

 特に、初日の26日(月)夜や、3月1日(木)夜から2日(金)に市役所に来てください。昼間にでも、仕事の終わった夕方にでも。よろしくお願いします。

2月25日(日):中之島パトロールで抗議呼びかけ、被害の掘り起こしや相談受付など。
2月26日(月):全国集会、デモ(8時センター出発、10時エルおおさか、12時40分デモ出発)→市役所。公開説明会、住民登録の代替地を要求。
26日~3月2日(金):早朝、センター情宣。朝8時~9時、淀屋橋情宣。午後、難波や天王寺などで情宣、被害の掘り起こしや相談受付、各方面にオルグまわりなど。

3月2日(金):選挙管理委員会で消除決定?集中抗議行動。夕方に集会やデモを検討。

p.s.
 この間の国・行政との交渉や話し合いの中で、今回の攻撃は白手帳制度(日雇い雇用保険制度)つぶしを大阪市が狙って動いていることが明らかになりつつあります。白手帳制度は70年代に確立された当時としては画期的な制度です。一定期間働いていれば日雇い労働者でも失業給付を受けることができます。このような制度の枠組みは、派遣業・日雇い派遣が花盛りな現在、派遣会社や派遣を受ける会社にとっては脅威なのです。もしもケータイ派遣のワンコールワーカーのワーキングプアでも失業給付を受けられるとなれば、やつらにとってはえらいことですよね。
 ぼくら若い労働者は、逆にこの日雇い雇用保険制度に注目していいと思います。

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(転載はここまで)

野宿者テント村の強制排除に反対する俺の個人サイト(なかなか更新できてませんが…) http://www.gernm.com/nagaipark.html

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