新人むかえて俺ラッキー

 前回書いたサウンドデモへの弾圧。3人とも釈放されたとの事で、ひとまず良かった。まさかとは思うが検察は起訴なんかするなよ~、ホンマお願いしますわ。ところでプレカリアート(不安定雇用層)ちゅう言葉、俺は今回の件で初めて知りました。
 共謀罪は今のところ何とか止まってる(?)が、どうなるのか気になってたまらん。ワケの分からん悪法がバシバシ決まっても、俺などは「アホかー」とプチ歯ぎしりするのが関の山だが、国会に乗り込み、議員をつかまえて自分の考えを直接伝えてる知人がいる→ 関組長の東京・永田町ロビー活動記録。 ヒッチハイクで霞ヶ関に行ったり来たりして、まったくのソロ活動だ。

 最近、両バンドとも新しいメンバーとリハを重ねていて、これがどっちもいい感じだ。ファルソス・ヒターノス(偽ジプシー)はアコーディオンのデビさんがしばらく動きにくくなるため、バイオリンの横山祥子との二人組を軸に動く。予想はしてたけどチョチェックとバイオリン、やっぱり相性がいい! 2年前に中断したままのレコーディングも再開しようと思う。今のところライブCDRで何とかつないでいるが、今年中にはきちんとしたCDをバーンと世に出したい。出せるかな。需要はあると確信するので、がんばります。

 ジェロニモレーベルのほうは、ツダビンスキー(津田徹人)、ぼん吉(永山麗子)に加え、第3のドラマーとしてハチワレ天満宮の堀ちゃんとリハを開始。それで奈良に行ったり来たり。彼女のドラムは、言うなれば60年代ストーンズのチャーリー・ワッツ。小技が無くて素朴だが、どっしりしたビートと唄心が信頼できる。堺・箕面・奈良の、ぜんぜんタイプの違う3人のドラマーを迎え、たいへん贅沢な状態になってきた。

 一緒に演奏してくれる人が途切れる事なく居てくれるというのは、実はかなりラッキーではないかと思えてきた。感謝! その場の思いつきで好き勝手できるソロも楽しいが、バンドでのライブが増えるのが何より嬉しい。

 あと考えてるのはCDを、ライブに来た人だけじゃなく、もっと店でも入手できるようにしたい。今年に入って、GLライブ盤「お前のいいなり」、偽ジプシーライブ盤「女たらしハーリド」、GLメキシコヴァージョンEl Camino del Loco=アホの道と、CDRを立て続けに制作→リリースラッシュ→手持ちの作品が増えまくり→それに伴う雑務&ヤボ用激増→自分でも混乱して、何やってんだ俺状態…。の悪循環。
 これをポジティブな方向に転化せねば。世に放った作品を、もう少し効果的にアピールせねば。集中とリラックスのバランスをとらねば。何を言ってるんかワケわからんくなってきた。
 
 あ~、誰か広報担当してくれる人など現われぬか。甘いか…。
 
 メキシコで世話になったアミーゴたちに「アホの道」も送ろう。やる事いっぱいじゃ。

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