権力者はウルトラ強気
友人のインテリパンク君(RLL★Radical Left Laughter★)からの情報で知ったのだが、東京のサウンドデモに弾圧があり、DJ含む3人が逮捕されて現在も拘留中との事。立川の反戦ビラ逮捕事件に始まり、ここ数年は常軌を逸した弾圧をたくさん聞きすぎてきた。ヤバさにも不感症になりかけてたが、今度の件は俺にも「他人事じゃない」度がやや高い。
正直なところ、野宿者追い出しだのPSE法案だの共謀罪だの権力者が矢継ぎ早やに繰り出してくる攻撃に、ここ数ヶ月の俺は完璧に対応不能状態。「やっとれんわ!」のひと言で脇に追いやり、バンド活動や生活その他に専念している。メキシコも楽しんできたしな。
自分の音楽活動には確信とわずかな希望が見えており、その一方、戦争に向かってヌルヌル動いてる世の中見てると、何の希望も持てない。共謀罪がとりあえずのトドメになるんだろうか。もし決まったらの、かなり暗黒な話だが…。
マスコミは“その時その時の選ばれた晒し者”を追い回すアホ丸出しの煙幕装置と化し(ホリエモンの保釈風景を延々流しながら、共謀罪を無視するのはどういうことやっちゅう意味)、自分も含め人々はそれなりに愉快にやりながら我が事に精一杯。そうして、権力者の強気と高笑いは留まる所を知らず。
もう、右だの左だの社会派だのアートだの言うてそれぞれ閉じこもってる場合じゃないと、俺はマジで思う。しかしどう闘ったらいいのかがわからん。言葉というやつが、どうやったら人の心に届くのかとか…
今回の弾圧について、一人でもたくさんの友人に知って欲しく思い→ ☆メーデー救援会 / ☆RLLインテリパンク氏の文章(mixi) / ☆レイバーネットBlog などを勝手に載せる。自分はカンパとかする余裕ないけど。屁タレと言われようが偽善者と思われようがかまわん。身体は一つしかないので、俺は自分のバンド活動がバーっと行けるように、エネルギーを引き続き集中する。
明日5/3は京都ウーララ、5/6は十三テハンノでヒデヨヴィッチ・ソロでライブする。無国籍歌謡ショウ的な感じで攻めます。ジェロニモレーベルの最新音源エル カミノ デル ロコ(アホの道)/ジェロニモレーベル・メキシコヴァージョンほか、今年に入ってから両バンドのライブ盤などの作品をリリース・ラッシュ気味に出してるので、こちらもよろしくお願いしますわ。
ライブと世に問う作品があればあとは何とか…。まぁ俺の場合は。
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