ミシュコさんとの日々
ベオグラード(セルビア)からやってきたアコーディオン奏者、ミシュコ・プラヴィ・ペトロヴィッチとの夢の共演が終わった。4/9パンゲア(堺)、4/25カフェ・アンデパンダン(京都)、4/27ビッグアップル(神戸)の3ヶ所。この4月の偽ジプシーは、まさにミシュコさんと道連れだった。
沸き出てくるような変幻自在な独奏は、時としていきなりロックンロールになったり、バルカン臭たっぷりのチョチェック的フレーズになったり…。毎回「もっと聴いていたい!」と思った。超絶テクニックだけじゃなくて“色気”がにじみ出たプレイに、偽ジプシーのデビッチは衝撃(ただしポジティブな)を受けていたし、ミシュコさんも「アコーディオンをこんな凶暴にプレイする奴がいるとは…」と、ある種の衝撃を受けたらしい(笑)。
最後の共演の日、神戸のビッグアップルでは俺らもお互いにかなり打ち解けて、片言のセルビア語、日本語、英語でいろんな話をした。ミシュコさんがしょっちゅうデビさんの肩をポンッと叩いてニコーっと笑いかけてるのが、実に微笑ましかったなあ。次はベオグラードに俺らが行くしかない、と思う。一昨年の旅で出会った現地の友人とも、ちゃんとコンタクトの取り直しをせんといかんなぁ。
今回ミシュコさんと俺らをつなげてくれた堺のM.心平くんの強い要望により、毎回「メセチナ」(映画「アンダーグラウンド」で有名)と「セルマ」(旧ユーゴのローリングストーンズと呼ばれるBijelo Dugmeの不朽の名曲)という、旧ユーゴ圏では子供から大人まで知ってる2曲をセッションした。特に、京都と神戸ではイノウラトモエのメンバーも一緒で、実に豪勢なメンツで。「生きてて良かった~」と思う瞬間でした。Hvala lepo, Mishko Plavi i Simpei! (ミシュコと心平君に感謝!)
最近、ライブやるたびに確実に新しい出会いがあるのが嬉しい。堺と神戸にも偽チョチェックは浸透するかな?
と、息をつく間もなく5/3には大阪でジェロニモレーベルのライブが入っているのだった。ひぃ~、ぜんぜん宣伝できてないぞ。
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